Deco M4でメッシュ Wi-Fi を導入したら素晴らしすぎて思わず記事にしてしまった件

表題のとおり。ほんとすごかったです。
アフィリエイトでもなんでもない(笑)ただただ、衝撃を受け、感想だけを綴った記事です。

はじめに、Google Nest WiFi でもおなじみの高くて手が出なかったメッシュWifiが、TP-Link Deco M4だと今や1万円を切る価格で手に入っちゃうんですよね。さすが中国のメーカーです。

TP-Linkも古くは福岡大学のNTF問題やらといろいろ香ばしい話題が多かったのですが、今ではかなりの世界シェアをもっていることにびっくり。それでもやっぱ中国のネット機器は不安……そんな方は、GoogleやNETGEARの米国産やBUFFALOなどの和製をチョイス(品質はわかりませんが、超高いことは確実)するのも良いのかも。

で、今の家に住み着いて5年ほど、入居当時からWifiに悩まされてきました。このように書くと、どんだけ広い家やねん!とツッコミも入りそうですが、ごくごく一般的な3LDKのマンションです。

ところが、いろんな電波が混在しているのか、壁が暑すぎるのか、はたまたスピリチュアルな何かがあるのか……この家の端っこに設置されているWiFi無線ルーターから、反対側に位置する部屋まで電波がどうにも届かない問題がつきまとっていました。

見取り図で表現すると。

こんな感じです。

国産や中国産の中継機でカバーしてみました。

するとどうでしょう。
どうも部屋の中央部分に電波が悪くなるなにかしらの壁らしきものが。

BUFFALOやNECなどの国産や、もちろんTP-Linkなどの中国産。何台試したことか……でもどんな構成でも、中継機から親機までの接続が不安定だと、結局その先もどんどん不安定になってくるんですよね。
結果、おっそい、不安定なネット環境にしか出来ませんでした。

今では聞かないPLC

それじゃまずいと、有線接続を考えましたが、室内にケーブルを這わすのを同居人が良しとしません。結果、たどり着いたのがPLCでした。

PLC(Power Line Communication)のことで、その名の通り、コンセントをLANケーブルにみたいに使っちゃおうという、超発想のスグレモノ。一時的に話題になりましたが、今ではすっかり聞かなくなりました。なんでだろ、無線が発達し、すごく手軽になったからかな。

でも、そんなPLCを導入し、電波の壁を超えた我が家のネット回線は安定したのです。

3年、割と長く続いた安定期。

PLCアダプタも永遠ではありません。導入から3年。ついに壊れてしまいました。

じゃ、次もPLCで新しいアダプタを。と思ったときに、もはやPLCを買う事をためらうほどに市場が過疎っているじゃありませんか。デザインも技術もそれほど進化せず、古めかしいままの製品が、高額にちょろっと売られている。時が止まった世界がAmazonにありました。

Deco M4でメッシュ Wi-Fi

メッシュWiFi = 超高い

その中で常識を超えてきたのが Deco M4。これまでミニマム構成で3万円オーバー。そんなイメージのメッシュWiFiルーターがなんと2台セットで1万円を切る値段で売られているではありませんか。

中継機でもいろいろ悩まされたTP-Linkでしたが、価格に背中をおされ、ポチる事に。

そしたらスゴかった。

この構成で超安定のネット環境を実現しました。

中継機だと、親機と通信ができなくても、そこにぶら下がる端末はつながったままで、結果ネットにつながらない現象におちいりますが、メッシュWiFIの場合、子機と親機の電波環境が悪いと、子機につながっていた端末を親機に接続させて通信しているっぽい(のかな?)。

詳しいことはさておき、高速なまま、安定したネット環境が使えています。

びっくりした設定画面

電波の安定もさることながら、それ以上にびっくりしたのが、設定画面です。

スマホアプリで行うのですが、これが超エモい。UXが直感操作で、ヌルヌル動きます。ほぼ自動でネット環境を構築してくれます。

これまで中継機を含め、かなりのルーターと出会いましたが、こんなにぬるっとエモい機器設定は初めて。使ったことは無いですが(笑)Googleのルーターはエモい具合になっているじゃなかろうかと。ですが、国産メーカーではまず出会わないUX。参考にしてほしいと強く強く思ったのでした。頑張れニッポン。